持ち運びしやすく、想像よりも明るいぞ!モバイルプロジェクター「MP-CD1」レビュー

いま結構話題になってるソニーのモバイルプロジェクター「MP-CD1」。

この商品については、以前このブログでも実機を使い紹介させていただいたのですが、今回はお店の展示機ということもあり自由に使っていろいろわかることがありました。

今回は以前の記事より、もう少し掘り下げた内容で紹介していきたいと思います。

 

ソニー モバイルプロジェクター「MP-CD1」レビュー

コンパクト&軽い! どこにでも持っていけるサイズ感

何と言っても「コンパクトで軽い」。

どこにでも持っていけそうなサイズ感。

これこそがこのプロジェクター、最大の魅力と言っても良いでしょう。

数値にして幅83.0×厚さ16.0×高さ150.0(mm)で約280g。

私が使っているスマートフォン「Xperia X Compact」と、比べてもご覧のとおりのサイズ差です。

このサイズなものだから、とにかく持ち運びがしやすい。

Yシャツの胸ポケットでは、長さがある分だけ少々収まリ悪そうですが、ジャケットの内ポケットになら問題なく収まります。

側面に用意されたHDMI端子を見てもわかるとおり、厚みなんてはギリギリの設計。ビジネスシーンで使えば、このサイズだけでもプレゼンが始まる前のネタ話になりそうです。

質感もそれなりに高く、放熱効果を狙ってか樹脂パーツがほとんど使われてません。

カラーもブラックで実際の価格以上、高価に感じられるところがありました。

 

結構明るい!明るさ 105ANSIルーメン

コンパクトすぎるプロジェクターだけあって、気になるのは「投写の明るさ」ではないでしょうか?

「MP-CD1」は数値にして、105ANSIルーメンの明るさ・・・と、そう言われてもピンこないハズ。あくまでもこの数値は他メーカーとの比較をする時のモノサシにしかならないでしょう。

で、実際に投写してみることにしました。

状況は蛍光灯(店舗なので結構明るい)が点いている状態。かつ白い壁面ではなく、木目の壁面に投写。

左側に貼ってある、コピー用紙と比べていただいたらわかると思うのですが、コピー用紙とほとんど変わらない明るさ(白さ)です。いや、むしろ「MP-CD1」の方が明るいでしょう。

投写距離が近いこともあって、ワタシ的には結構明るい!これなら充分使える!

これくらい明るいと、打ち合わせスペースでのプレゼンくらいなら、照明落とさずとも使えそうです。

もちろん投写サイズを大きくしたい場合、プロジェクターと壁面までにある程度の距離が発生するので、その分だけ暗くなります。その場合は減灯するなりで対策する必要がありそうです。

ちなみに上の画像は、2m30cmくらい離れた場所から縦方向に模様の入った壁紙に投写したものですが、サイズにしておおよそ80型。人の大きさと比較してわかるとおり充分すぎるくらい大きいわりには明るい。

「MP-CD1」は最大120型まで投写することができますが、例えば家庭内で使うなら、120型で投写できる壁面そのものが希少かもしれません。その時、プロジェクターと壁面の距離も305cm必要となります。

 

スパスパ反応 自動台形補正

使っていて便利だなぁ、と、思ったのが「自動台形補正機能」。

「自動台形補正機能」は、本体の傾きを検知して自動的に投写画像を補正してくれる機能なのですが、これがじつに素早く反応してくれます。

もう少し高い位置に投写したいなぁ。と、手帳を下に置き角度をつけた時なども、すぐに反応、スパスパ補正してくれます。精度も高くてとても使える機能だと思いました。

 

スピーカーはおまけ程度、でもあるだけイイかも

本体がこの大きさだから、ある程度は仕方がないかも知れませんが、内蔵されているスピーカーはオマケ程度音量です。それを補う意味なのか、オーディオ出力端子が側面部分に用意されました。

音が物足りないと思ったらオーディオコードを使って拡張することも可能です。

 

ココだけ惜しい!フォーカススライドーキーの質感

「MP-CD1」はトータルで考えると、とっても良くできたプロジェクターなのですが、ココだけが惜しい!と、思ったところが一か所だけありました。

それは、投写画像のピントを合わせる「フォーカススライドキー」。

「フォーカススライドキー」は、側面に用意されているのですが、ここの操作感実にビミョーです。スカスカしていると言うか、ハッキリしないと言うか、節度感がありません。

ココでピタリと止めたいって、思っても、ビミョーにスカッと止まってくれません。

実使用に耐えられないか?と、言われたらそうでもないのですが、質感が高い本体なだけに、なんとも惜しいなぁ。と、思った次第です。

 

付属品フル装備!付属品をチェック!

「MP-CD1」は付属品がなかなか充実しています。

MP-CD1付属品

  • USB-C – USB-C ケーブル(USB 2.0準拠)1.0 m
  • USB-C アダプターケーブル(USB 2.0準拠)3 cm
  • イーサネット対応 HIGH SPEED HDMI ケーブル 1.0 m
  • ケース

本体を購入すれば、おおよそ必要なコードやケースがある程度は付いてくるのは嬉しいところ。これだけ付いているのなら、購入してすぐに使うことが出来そうです。

 

出力解像度さえ許せれば「充分買い」のプロジェクター

このレビューを書くのにあたり、少し使ってみてちょっと欲しくなっている自分がいます。サイズがコンパクトなので、使うシーンを選ばず、仕事でもプライベートでも使えそうだからです。

解像度が854×480と低いため、パソコンのモニター代わりには使えませんがパワーポイントなどのスライドやWEBサイトを、さくりと閲覧するくらいなら問題なく使えそうです。

どのようなシーンで使うのか、よく考えて出力解像度さえ許すことが出来るのであれば「充分買い」そんなモバイルプロジェクターだなぁ。と、思いました。


ソニーのモバイルプロジェクター「MP-CD1」のレビューをお届けしました。

モバイルプロジェクター「MP-CD1」

約5秒で起動。ビジネスシーンで活用できる、手軽に持ち運べるモバイルプロジェクター

ソニーストア価格: 45,880 円+税

 2018/03/22 現在の価格

この記事が参考になれば幸いです。

詳細につきましてはリンク先も参考になさってください。

 

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ソニーショップさとうち 代表 鉄道写真が趣味 ソニーストア大阪にて鉄道をテーマにした写真展も行う。自店イベントにおいては主にカメラセミナー講師、さとうちチャンネル(You tube)にてライブ配信も。フォトマスター準1級&レトロゲーム好き

この投稿へのコメント

  1. たいへー said on 2018年5月11日 at 7:19 AM

    時代は進むのね・・・ アナログおじさんは途方に暮れてます。