新VAIO S13 何が変わった?2017年9月発表モデルと旧S13と比較してみた!

2017年9月末、待望の新モデルが投入されたVAIO社のパソコン「VAIO Sシリーズ」。

13型サイズと言った、程よいサイズ感の「VAIO S13」はシーンを問わずに扱えるから人気が高く、新型発表をまだかまだかと、待っていた方も多くおられたのではないでしょうか?

そんな訳で、今回も先日書いた新旧S11比較に続き、このたび発表されたVAIO S13と、旧S13を徹底比較!何が変わった?と題して、主に新旧変わったところを中心にまとめてみました。ぜひ参考になさってください。

 

2017年9月発表 新VAIO S13と旧S13を比較

まずは外装からチェックしていきましょう。

外装は一見、先代モデルとほとんど同じ。しかし、よ~く見ると、実は細かなところで違いがあります。例えば、天面部分が液晶ディスプレイを包み込むようになってたり、またボトム部分も同様に、下から包み込むように作られています。

これは内部パーツを保護し、剛性を高めるためなのですが、「言われないと、ほとんどの人が気づかないレベル」かも。でも、これこそが「VAIO社ならではの”強い”こだわり」が見られる部分。と、言えるのではないでしょうか?

そして、パームレストやキーボード部分に目をやると、ここでは明らかな違いを発見できます。

旧S13はアルミパームレストとキーボードの部分がセパレートになっていたのですが、新S13は「アルミの1枚板」を採用。実際にタイピングしてみると、その差は明らかで、たわまない、どっしりとしたタイピングをすることができます。

また、パームレストの傾斜角にも、徹底的にこだわったが、新S13。

パームレストの角度は5.6°。パームレストの高さは7.4mm。この「理想の角度」を目指すのに、使用したテスターはなんと社員約100人!!これにより、パームレストと机の段差を極力感じず、タイピングによる疲れやストレスが低減しているのだとか。やっぱりこだわりのVAIO!って、感じですね!

 

サイズはほとんど同じ

旧S13と新S13、質量はまったく一緒。大きさに関してもほとんど一緒となっています。

 

プロセッサーは第7世代に

旧S13のプロセッサーは第6世代だったのに対して第7世代となりました。

調べによると、100%の第6世代にくらべ、第7世代は112%。12%アップしているのが第7世代。パッと見はたいした性能アップに見えないかも知れませんが、1割以上の性能アップはきっと快適につながっていることでしょう。

 

SSDは第三世代・ハイスピードプロSSDが搭載可能に

ストレージにはSSDが採用されました。新・旧どちらもSATA接続のSSDがベースから搭載されているのですが、新S13はカスタマイズすることにより、第三世代・ハイスピードプロSSDが搭載可能になっています。

プロじゃないほうの第三世代ハイスピードSSDでも第二世代と比べると速さの差は歴然。もしかすると、この第三世代ハイスピードSSD搭載こそが、「体感的」にS13が速くなった!と、感じる1番の部分になるかも知れませんね。

 

LTE搭載可能になった!

新S13はユーザーからの声が大きかった、SIMフリー LTEの搭載が可能になりました。

テザリングやモバイルルーター、ネットにつなげる際に必要だった行為や道具も、LTE搭載モデルならWi-FiとLTE、自動切り替えでとっても楽ちん!キャリア・アグリケーションエリアなら下り最大450Mbpsを実現と速いんです!

今はLTEが必要ないって思っていても、あとあと欲しくなる機能かも知れません。後付できない機能ですから購入のする際は、くれぐれも良く考えてから注文したいところです。

 

指紋認証機能が搭載可能に!

指を置くだけで瞬時にログイン。VAIO S13はカスタマイズモデルで、指紋認証機能を搭載可能しました。

Windows Hellに対応しスタンバイからの復帰時でも使用可能。ちょっとトイレに。と席を外して帰ってきてパスワード打って・・・は面倒ですよね。そんなときも指先をセンサーにスッと触れるだけ。これは便利です。

 

スタミナ性能もアップした!

本体の質量変わらず、スタミナ性能がアップ!これは嬉しいことです。

バッテリーの持続時間はカタログ値の半分くらい。と、考える私ですが、そうなると新S13はおおよそ6時間、旧S13でおおよそ5時間のスタミナ性能。約1時間も多く使える新型は、かなり魅力的に思えてきます。

 

英字配列キーボードが選択可能

プログラマーの方にも嬉しい、英字配列キーボードが新S13では選択出来るようになりました。スペースキーなどの大きめキーにはグリスを多めに塗布し、静音化も図っているとのこと。これもVAIO社ならではですよね。

 

高精度タッチパッド&2ボタンは静音化

なめらかな動きを実現する高精度タッチパッドを新S13は搭載しました。

手のひらが触れてしまうことで発生する誤タッチ防止機能を備えるほか、Windows10の各種ジェスチャー操作にも完全対応。タッチパッドの使いこなしで、より便利なPCへとなりますので、これは活用したい機能のひとつです。

また、タッチパッドに用意された2ボタンも、新S13になって静音化。

もともと静かなキーボードだけに、タッチパッドボタンのクリック音が大きいのが不満dした。なんて旧S13ユーザーから声があがったようで、新S13の音圧はおおよそ約半分。たしかにクリックしてみると、その違いはすぐにわかります。

 

Made in Japan モデル

今までのS13は海外で組み立てられたものを国内で最終チェックして出荷されてきました。新S13より、組み立て行程以降、安曇野市のVAIO本社で行う、「MADE in JAPAN」モデルとなりました。

フラットアルミパームレストをはじめ、体裁に大きく関わる部分に日本製部品を使用するなど、国内工場で丁寧に組み立て、高品位を実現しているのだとか。

パソコンとかは特に海外で作られるものが多いのですが、日本人基準で作られたS13なので、この国内生産は嬉しいかも。修理とかの対応も、今まで以上のスピーディーになりそうです。

「MADE in JAPAN」のロゴ入り、なんだか持つのが嬉しくなりそうです。


以上、新VAIO S13 何が変わった?2017年9月発表モデルと旧S13を比較してみた!をお届けしました。

今回の記事が参考になれば幸いです。

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 2017/09/21 現在の価格

商品の詳細につきましてはリンク先も参考になさってください。

 

新VAIOも徹底レビュー

当店のホームページにて、2017年9月21日に発表されたVAIO Sシーズを徹底レビュー!

今回紹介した「VAIO S13」のレビューも掲載しましたよ!ぜひ参考になさってください。

VAIO S13 レビュー

VAIOらしいスリムなデザインはそのままに堅牢性アップでよりタフに。側面に用意された充実装備は、様々なシーンにおいて使いやすくなりました。質感を高める細かな設計でこだわりぬいたクラムシェルタイプのパソコンが登場です!

 

 

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ソニーショップさとうち 代表 鉄道写真が趣味 ソニーストア大阪にて鉄道をテーマにした写真展も行う。自店イベントにおいては主にカメラセミナー講師、さとうちチャンネル(You tube)にてライブ配信も。フォトマスター準1級&レトロゲーム好き